「 あめ 」詩のようなもの |
「 あめ 」
それはそれは
おおきな おおきな コンサート
あるときは
ツ ツ ツ ポッ ポッ ポッ
あるときは
サー サー ザー!
あるときは
トン トン トン
トトトトト
かみなりさまが 加わると
でっかいドラムがなり響く
めをとじると
おそらの オーケストラがみえてくるんだ
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2015年 02月 15日
「 あめ 」 それはそれは おおきな おおきな コンサート あるときは ツ ツ ツ ポッ ポッ ポッ あるときは サー サー ザー! あるときは トン トン トン トトトトト かみなりさまが 加わると でっかいドラムがなり響く めをとじると おそらの オーケストラがみえてくるんだ #
by mori-yumefusa
| 2015-02-15 01:22
| 詩
2015年 02月 14日
「 ナポリタン・嗚呼・ナポリタン 」 昼ごはんを頂くため、街をさまよっておりましたら、 何やら、もわもわと温もりがにじみ出ている喫茶店を見つけました。 立て看板には「ナポリタン・大盛り無料・コーヒー付き」と書かれていました。 ぼくは「ナポリタン」という文字列を見てしまうと、 パルメザンチーズやらタバスコやらコーヒーやらを、 ほぼ一度機に連想して、想像力が機能し、 気が付けばドアノブに手をかけているのが常です。 とても、とても、大好きなんです。ナポリタンが。とても。 イタリアではそんなもんはないだとか、 あれはすでに和食だとかどうでもよくて、 ぼくは、生涯ナポリタンを愛することを誓います。 入店すると期待を裏切らぬ空間。 いわゆる、名店らしく15時過ぎにも関わらず、 ナポリタンやドライカレーを頬張る人々で、 席が程良く埋まっておりました。 ランチ時間を少し過ぎて、「程良く埋まっている」というのが、 ゆったり出来るために大切な要素である気がいたします。 お店の人にばれぬよう、ゴッソリとチーズをかけ、 口の中がボッソボソになるくらいにして食べるのが、 幼少期からの好みです。 やはり、ナポリタンは裏切りませんでした。 ぼくは、産まれてから一度もナポリタンに裏切られたことがありません。 ナポリタンもぼくのことを好きなのではないかと妄想している程であります。 店内BGMのボリュームも、お客さん達の会話の邪魔にならない程度に 配慮されており、また、温かみのある空間作りにご尽力されたオーナーさんに、 敬意を払いつつ、唇についたケチャップソースを拭き、 適切なお金を払い、店を後にしました。 食後にコーヒーを飲みながらお店に置いてあった、 「喫茶店・名店100選」本を読んでみると、 やはりそのお店が掲載されていました。 載ってなきゃ置かないだろうなとは思いつつ読んだのですが。 文章の足が止まらなくなってきているので、 ここら辺で自制いたします。 ナポリタンそのものは撮影しませんでした。 ぼくにはぼくの、皆様には皆様のナポリタン像があるはずですから…(笑) ナポリタンよ!永遠に! #
by mori-yumefusa
| 2015-02-14 02:32
| エッセイ
2014年 12月 15日
10月、「所沢図書館まつり」にて入選した一編の詩です。 詩人・須永紀子さんに公表して頂きました。 募集テーマは「 夢 」でした。 テーマから想像したイメージは、 北国である故郷・岩手県に住んでいた時の、 とある出来事です。 幼少期、夜中におしっこがしたくなり、 用を済ませ、水が飲みたくなりキッチンへ行きました。 その時、キッチンの窓の外、しんしんと降り積もる雪の中に立つ、 一匹の白い鹿を見ました。 その鹿に見つめられた僕は、まるで金縛りにあったかのように 彼が消え去るまで身動きをすることすら出来ませんでした。 以上、夢のような実体験を詩にしました。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「 白銀の眼 」 白い鹿は佇んでいた 霜ひしめく 窓ガラスの向こう側に 白銀の月夜 身を刺すくさびを物ともせず 白い鹿は佇んでいた 雪原に凛として立つ彼の視線は 柔らかい絨毯の上に立つ私の全身を一直線に貫いた そこには 私たちだけの会話があった 月光を反射する その真っ黒い眼は 私の心を吸い取っていった 二つの存在を隔てていた窓ガラスは次第に溶け始め 秒針と世界を止めた なにか 途方もなく大きなものを感じた私は 誰かにそれを見せようと その場から駆け出した 夢中のKを起こし もう一度窓ガラスの前に戻った そこには 彼の影すら残されていなかった 宙を舞い躍る粉雪は一切の音を殺し 月と共に銀色の夜を産み出していた その時にはもう 世界は目を覚ましていたから 何だか私は 少し 哀しくなってしまった ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
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by mori-yumefusa
| 2014-12-15 00:16
| 詩
2014年 08月 04日
「 さいならオタマ、また逢う日まで 」 長年愛用していた「 おたま 」に、ちいさな穴が空いてしまった。 無理もない。 7年以上も、あらゆる熱い汁物をすくい、 茶碗に何でもかんでもよそい続けてきてくれた。 チャーハンを作る時にも、快く出演してくれた。 さぞ、熱かったろう。 今、彼が汁物をすくうと、ぽたぽたとツユがこぼれてしまう。 キッチンのベテランにとっては悔しい事だろう。 しかしながらそれを見て、 ぼくは彼の不完全性に、強い愛情を感じる。 よく頑張ってくれたね。 ありがとう。 ほんとにありがとう。 少なくとも、意識的に擬人化してはいない。 でも、彼に空いた小さな穴に触れていると、そんな感情になる。 今、彼は「 調理器具 」として、引退を申し出ているような気がする。 最後にぼくに出来る事といえば、 燃えない「 ゴミ 」の日に、彼を「ゴミ捨て場」へ連れて行く事だけだ。 最初で最後の、二人きりの散歩、そしてお別れ。 「 もの 」は、ヒトがそれを不必要だと感じた瞬間に、 「 ゴミ 」へと変わってしまう。 そんなふうにぼくは勝手だから、 せめて、サイナラするときだけは、 「ありがとう」と伝える事にしている。 どんなものだって、 地球が恵んでくれた贈り物だとおもうから。 ありがとうオタマよ!穴の空いた君に幸あれ!
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by mori-yumefusa
| 2014-08-04 01:36
| エッセイ
2014年 08月 03日
「 おてんとさんの気分次第 」 光も影も おてんとさんの気分次第で しずかに しずかに そおっと そおっと 役割りをとりかえっこする 光は影のために 影も光のために 互いが 互いを活かすために しずかに しずかに そおっと そおっと かわりつづけてる その音は けして聞こえないけど いつも いつも かわりつづけてる #
by mori-yumefusa
| 2014-08-03 02:22
| エッセイ
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